kariaの日記 @ Alice::Diary

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【使い魔プロジェクト2021あとがき・後編】「合作動画 for Mico -Responsive-」全参加動画29パート解説!

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この記事では、2021年3月5日に公開した「合作動画 for Mico -Responsive-」の全参加動画を1つずつ解説します!

動画の内容のネタバレを含みますので、動画を見てから(もしくは見ながら)読まれることを強くオススメします!

youtu.be

「誕生日なので星(の命名権)買ってみた」

いきなりですが、この「買ってみた」に関しては記事前編に詳しい経緯が載っているのでそちらをどうぞ。

karia.hatenablog.jp

なお私はこの動画で太田君*1の顔を「一般使い魔K氏」の顔に合わせて動かすためにAdobe Premiere Proのアニメーション機能の基礎を覚えました。

「実在式使い魔」

「実在式使い魔」としてコスプレ現場に被り物で現れるスコスコVTuber氏が出演から編集から全てを手がけた動画。

この「実在式使い魔」、2019年の夏コミではTwitter公式がまとめたコスプレまとめのモーメントに掲載され10万インプレッションを記録しました。そんな日本を代表する(?)コスプレの実在式使い魔くんですが、なぜか日本海にまで出向いて海を背景にエンディング映像を撮影しておりめちゃくちゃ笑いました(映像が届くまで全くそんな内容聞いてませんでした)。笑いのセンスよ。

「お絵かきチャット」

TwitterのTLを見ていると、どこからともなく流れてくるお絵かきチャットのURL。開いてみると、だいたいさめさんが主催してみんなでワイワイお絵かきをしてて……というアレを動画上で再現すべく、さめさんにお絵かきチャット(絵チャ)の主催をお願いして、録画を私が担当しました。参加者を事前に募って絵チャを開催するのは今回が初めてだったようです(いつもは現れた人がふらっと描いてふらっと去って行く)。

動画収録は一発で、しかも完成した動画を公開前に試写しているとき参加してる方から「これもう優勝では?」という声が漏れたほど。本当にすごいし見てて楽しい。参加者の皆さんおつかれさまでした!

「花の名」

BUMP OF CHICKENの名曲に合わせた描き下ろしPV。何が描き下ろしって、ハニストのマイクラSkin制作でおなじみ雪tsukiさん描き下ろしイラストなのもそうなんだけど、曲のアレンジも雪tsukiさんお知り合いのY川さんによる新録のものというのが驚き。

この曲がこの合作動画で流れてくることの意味、そしてその歌詞と、無数の「星」がキラキラ光る演出がエモいんだよなぁ。

「MICOCRAFT 使い魔3分クッキング」

ハニストと言えばマイクラ!ということでマイクラサーバー内に使い魔ケーキ(昨年のお誕生日配信参照)を再現しちゃおう!という企画。

昨年6月25日に公開されたファン企画「島村シャルロットお誕生日プロジェクト」をメインで引っぱったねぎまさん企画の元、これまた昨年の企画で「バーチャル赤羽」の大部分を作りあげたゆいってぃーさんが使い魔ケーキをガチ設計した結果、建築当日そのものは皆で手分けしてかなりスムーズに作業が進みましたが、不慮の落下死が相次ぐという安全第一とはほど遠い現場に……。

後日談ですが、私が後日オフショットを撮影しようと使い魔ケーキに単身で向かったところ、沸いていたクリーパーにぶつかって爆死&一部損壊という出来事がありました。初心者か!!!!(ねぎまさんに助けてもらいました)

「イラストでお祝いメッセージ」

お祝いイラストをどこかで紹介するコーナーを作りたいよね、ということで企画進行の途中からこばやしさんと私で始めた企画。少し遅めの募集時期だったにもかかわらず総勢30名の方に参加していただいて、本当にありがたい限りでございました。

動画内では3パートに分けて紹介することにしたのですが、「イラスト全部良いんだけど一体どういう順番で紹介したらいいんだ~!?」と贅沢すぎる悩みがあり、相談に乗ってもらったのも少し懐かしい思い出。

そしてこのパート、ミコちゃんのオリジナル曲である『ミドリなリンゴ』を3つの異なるアレンジでBGMにしています。このアレンジ、前述の「花の名」アレンジを制作したY川さんにお願いして作っていただいたもの。印象の異なる3バージョン、どれもめちゃくちゃカッコ良くて聞き応えある仕上がりなので必聴ですよ。こんなカッコいいアレンジなら動画もきちんとタイミング合わせなければ、と気合いが入ったのを思い出しました。

「ダンスロボットダンス」

前編記事で書いたのですが、やはりミコちゃんと言えばMMDだろう!ということでMMD第1弾。ダンスロボットダンスというチョイスのセンスが良い(ミコちゃん本人も歌ってみたコラボで同じナユタン星人さんの「エイリアンエイリアン」を上げてますしね)。

この動画、カメラアングルで三宮さんのこだわりを随所に感じます。後半になってハニストメンバーが出てくる演出もアツい。

「使い魔フィギュアメイキング」

むーとさんがクオリティの高いアクセサリーやフィギュアを製作されていたのは前々から知っていたので、「ぜひその過程を動画に!」とお願いしたもの。まさか3体も制作されてるとは思いませんでしたがw

「星降るメモリー

ハニスト関連で動画を制作されている方といえば、真っ先に思いつくのがSAMAさんのドット絵アート。今回も是非!ということでお願いしたところ、「主」ことミコちゃんが立つハズのプラネタリウムのスクリーンに何故か使い魔が……!爆発オチなんてサイテー!!

「使い魔3D」

主に続けと言わんばかりに(?)使い魔を3D化。確か途中でヤマウタさんに進捗を聞いたとき「いまBlenderを触ってみてます」みたいな感じの回答で「大丈夫かな……」と思った記憶があったのですが、出来上がってみればロッカーから登場する使い魔と主の心温まるコミュニケーションで大変ほっこりしました。

ま、ヤマウタさんにはここから無茶振りをしてしまったのですが……。

「これまでもこれからも」

NOKUさんによる、これまでの配信のサムネ全てを背景に利用したアニメーション作品。NOKUさんはこれまでも節目ごとにアニメーション動画を公開されていて、「チャンネル登録をぜひぜひしてください」の動画は見たことがある方も多いのではないでしょうか。

「眼帯メイキング」

鍾馗(ショウキ)さんによる眼帯メイキング。言葉にしてみればそれまでなんですが「眼帯って、こうやってできるんだ!」という見応えのある動画になってるんじゃないかと思います。フィギュアメイキングと合わせて、両方CM明けに来るように構成してみました。

「堰代ミコボタンで配信作ってみた」

『堰代ミコボタンで何か』という動画アイデアから膨らませに膨らませた結果が、「以前トリビアの泉の話をしてたし使えるのでは?」という悪魔合体企画。へぇ~ボタンの音素材は、公式に販売されたおもちゃが家にたまたまあったのでそれを使いました。

「ハニスコ料理部」

ハニスコ料理部、今回は全員で1箇所に集まって収録するのが難しいため4人で別々の料理を作ることになったのですが、合作動画内に4回料理動画が挿入されるのはさすがに長いかと思って1パートに編集させていただきました。

どういう風に編集するのか少し悩みましたが、試しにいつも切り抜き動画を作っているノリで、蒼井セラさんが2周年企画にご出演された際の動画をソースとして「今回はリベンジします!」みたいな流れにしたらまあまあ面白い感じに仕上がったので、4人分同様の自己紹介があってその後実際の調理へ行く~みたいな流れで決まっていきました。

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ちなみにマシュマロピザ試食には参加させていただきました。美味しかったなマシュマロピザ……。また食べたい。

「惑星ループ踊ってみた」

からたさんによるコスプレ踊ってみた動画。この時点でもう労力大変だろうと思うんですが、撮影ともう1人お手伝いという最小限スタッフで(私は現地行ってません)、しかも3Dの使い魔と一緒に踊るっていう。そして衣装メイキングもバッチリ収録、からのミコシャル1人2役っていうね。すごすぎるんですが……。

3D使い魔はヤマウタさんに協力していただきました。無茶振りに応えてもらって本当に感謝。

「ミピアーチェミライバンドで演奏してみた」

今年1月に公開されたミコパトの新曲「ミピアーチェミライ」をハニスコ音楽部がアレンジするぜ!ということでそれを撮影して動画にしていただいたもの。この企画も実際に集まることは叶わなかったものの「演奏してみた感」がうまく出ている上に本家PVとクロスオーバーさせる演出がカッコ良いのです!

「今日もハレバレ」

MMDその2。これまでに配信で出たネタやゲームのキャラクターやコラボメンバーがこれでもかというほどに登場する盛りだくさんかつハイクオリティなPVとして仕上がっており、最初に見た瞬間「この動画はラストのクライマックスにしよう!」と確信しました。実際には、この動画で終わりじゃなく「ミコンゲリオン」や「オタマトーン」がオチ担当としてやってくるんですがw

「今日もハレバレ」の曲そのもののクライマックス感もさることながら、Hoongさんによる超細かいネタ拾い(でびっちとか何故いるしw)、そしてそれらをミュージックビデオとして1つにまとめる手腕が完全にお見事でした。

オープニング・CM「ハニストバンク」・アイキャッチ・「ミコンゲリオン」

『ニコニコっぽい合作動画にしたい』というのを制作開始初期に何度か口にしていたのですが、その「ニコニコっぽさ」のうちのカオス成分やMAD感をダルゴロさんにほぼお任せしてしまった感があります。というか、「こういうの欲しいです」っていう雑なオーダー(オーダーですらない独り言だった時もあった)に素材で応えてくれたヒヂノさんと動画にしてくれたダルゴロさんには本当に感謝です。なので担当パートの表記がいっぱい。全29パートのうち7パート分も作っていただきました。

というわけで、クライマックス感あふれるミュージックビデオのあとは「ありがとう」オチで終わります。この温度差が合作動画の醍醐味よ!

あと、アイキャッチが2パターンあったのでCMも2パターン欲しいね、ということでSAMAさんにお願いしてゲーム「ハニストダッシュ」の宣伝動画を作っていただきました。

普通に遊べる音ゲーなので未プレイの方は是非。

エンディング

ミコミコ動画のオタマトーン、最初あまりに下手すぎてリテイクし「ほどよい下手さ」になるように調整しました。実際にはもっと上手く弾けるかと言われるとそんなことはなく、買ってからトータル2時間程度しか触ってないんじゃないかと思います。本来は、おおよそのドレミファの位置をシールで貼っておくと抑えやすくて上達するらしいですね。

そしてスタッフロール。私が個人で担当した作業の中では相当長時間を費やしました。自分が声をかけたとはいえ、なにしろ数が多い……!間違ってると失礼かなと思って何度も確認して何度も確認依頼をしました。

ちなみに私の肩書きを「超監督」にしたいと言ったらぼんじりウマ太郎さんに「それだけは絶対イヤです」と止められました。なんでだ。

Cパート

最後のCパートについては、エンドロールにクレジットされてない方にも協力してもらって、スマホなどで声を録音してもらいかき集めて作りました。何故そのようなことをしたのか。

2020年は「リアルイベント」がとにかく縮小し代わりに「配信イベント」が台頭した時代でした。配信イベントがリアルイベントと最も異なる点は、イベントに参加しようと集まったファンの様子が、出演者には見えないことです。代わりに見えるのは、コメントのテキスト情報だけ。

そんな中、次にリアルイベントが開催できる機会、つまりミコちゃんが「そこに使い魔がいる!」と実感できるのはいつだろう……と考えたときに『いい機会だし「おめでとう」の一言だけでも使い魔の生の声を届けたら、喜ばれるのではないだろうか?』と思いついたのです。どの声が誰なのかは、さすがに恥ずかしいだろうということで明記しませんでしたが。

ミコちゃんと使い魔がちゃんと話せる機会は、ミコちゃんたっての希望できっと開かれるであろう「ハイタッチ会」に譲るとしてね。

*1:アニメ「Wake Up, Girls!」に登場するオタク君の名前。インターネット上でよくコラ素材などとして使用される。