kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ

技術書典20で頒布された同人誌版「SRE Magazine vol.01」に寄稿しました

昨年8月に、SRE Magazine 009号に以下の記事を寄稿させていただきました。

sre-magazine.net

このときのご縁もあり、同人誌バージョンのSRE Magazine vol.01に、また寄稿させていただきました!

どんな内容?

今回は「本番環境のパフォーマンスを定期確認する文化の作り方」というタイトルです。パフォーマンス確認会と題するミーティングを長年やってきたので、そのアジェンダをまとめたものになります。

また、みんな大好きSRE本こと「SRE サイトリライアビリティエンジニアリング」には31章に「SREにおけるコミュニケーションとコラボレーション」という章があり、類似のミーティングについて説明があることから似ている点や異なる点を比較してみよう、という内容も入れてみました。

技術書典のサイトから紙版も電子版も購入できますのでぜひお買い求めください!!

techbookfest.org

現地に行って来ました

……っていうのを技術書典開催前にブログにも書いておけばよかったですね。Xには書いてたのですが、4月12日(昨日です)に開催された技術書典20で頒布されておりました。

というわけで物理本をゲットするため池袋サンシャインシティまで行ってまいりました。

戦利品披露コーナー便利すぎ

よくある「オンリー即売会」的と同じような雰囲気もありつつ、QRコードで購入できる後払いアプリが導入されていたり、全サークル電子版での出版も必須なので「立ち読みだけして電子で買う」という需要があると聞いてなるほどと思ったり、なかなか面白かったですね。

というわけで、お買い求めいただいた方はぜひ「SRE Magazine」というテキストを含めて感想をツイートしてくださるとありがたいです! #sre_magazine というハッシュタグもあるっぽい?ので合わせてご利用くださいませ。

株式会社つみきを退職しました

2026年3月31日をもって、株式会社つみきを退職しました。

8年通った池尻大橋ビルディング

何してたの?

映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks」のインフラ(SRE)エンジニアとして、2017年8月から8年8ヶ月在籍しておりました。

filmarks.com

ここ最近はちょいちょい会社のブログでの露出もしていたので、ご存知だった方もいるかもしれません。最も直近の記事はこちら。

zenn.dev

FilmarksはサービスインフラがAWS上に構築されていたのですが、8年前の入社当時のDBはRDSだったんですよね。Auroraへの移行をやったの2019年だったかな、懐かしいですね。メジャーアップデートもなかなかハードな出来事でしたが楽しくやってました。

そもそもインフラ担当が自分ともう1人しかおらず、そんな中で突然のバズりやテレビ番組放送でドカンとリクエストが押し寄せるという、なかなかエキサイティングな環境でした。そのあたりの話は昨夏に投稿したこちらの記事で触れています。

zenn.dev

4月12日(日)に開催される技術書典20で頒布される同人誌「SRE Magazine」にも「本番環境のパフォーマンスを定期確認する文化の作り方」という記事を寄稿しましたのでぜひお手に取ってみてください。

話を戻すと、パフォーマンス以外にもクラウドコスト削減も大きなテーマの一つで、具体的なところではアプリ内に表示される映画ポスター画像の配信についても取り組んできました。見た目の画質は変えず、転送量は減らし、でもアプリ側の修正はなしで……みたいなことをやったりとか。この件は事例紹介もしてもらいました。

imageflux.sakura.ad.jp

そんなこんなで、ここまでガッツリ1つのプロダクトを担当することになるのはFilmarksが初めてでした。前職でもAWSを多少触りましたけど、マルチプロダクトだったりAWS以外の環境も多かったりして専任という感じではなかったので、この8年はガッツリAWSに明け暮れてました。

あ、一応、データ分析基盤をRedShiftからBigQueryに統合する案件とか、AIエージェント(DevinやClaude Code)のPoCや導入サポートとかもしたか。やってきたこと全部挙げてたら本当にキリがないのでこのぐらいにしておきます。

一応、信頼性向上の点ではある程度は貢献できたのかな~と思います。でも、元々ソフトウェアの品質がかなり高く、「徹夜でアラート対応しなきゃ~」とか一切ありませんでした。

個人的な思い出

入社したのは前述の通りエンジニアとしてだったのですが、当時はアニメのレビューが実装されておらず企画段階から参加させてもらったのも思い出の一つです。制作会社一覧からアニメが探せる機能とかは、元々映画版Filmarksになかったアニメ特有の機能ですね。

もはやサービス開発に全然関係ないところで、今年2月に発売された雑誌の「神アニメ50」という特集にコメント書かせてもらったりもしました。


そして、ここから先は自分の実績ですらないただの思い出話なんですが。

数年前に推しのVTuberがカバーした「歌ってみた動画」を聴いてたら、歌詞にFilmarksが出てきてものすごくビビった記憶があります(下記の動画の1分54秒あたり)。

www.youtube.com

完全にただの偶然の出来事ですけど、このとき「自分が携わってるサービスが歌詞になることあるんだ~」って思ったのは印象深いです。まるで一般名詞かのようにサービス名が出てくることって多分今後も一生ない出来事だと思うので、この機会に敢えてメモっておきたかったです。

まあ、Twitterを十数年やってきただけのただのツイ廃が、SNSを運営する会社に出会えたという出来事自体がすごい偶然だと思います。ちょうど退職前後の時期に某アニメの影響で「ray」を聴きまくっていたりして、ちょっと感傷的になったりもしました。

www.youtube.com

次の職場について

大人なのでいつまでも感傷的なままではいられず、次に進んでいかなくてはなりません。最終出社は2026年3月31日だったのですが(事前に有給消化を済ませておいた)、その翌日の4月1日からは株式会社カケハシに入社しています。

www.kakehashi.life

「日本の医療体験を、しなやかに。」というミッションのもと、引き続きSREエンジニアとして活動していきます。

さっそく今週4月8日(水)にエンジニア向けイベントも開催されます。私のメンターが登壇しますのでぜひ遊びに来て下さい!自分もいます!!

CLI型コーディングエージェントをなるべく安く使いたい

CLI型コーディングエージェントを個人用途でなるべく安く使いたいので、現状どういうプランがあるのか調べてみた。個人開発ならケチは大事でしょうということで。

※会社で定額プランを有料契約してて使い回せるならそちらのほうがいいです

主要なCLI型コーディングエージェントの料金プラン

製品名 契約プラン名 金額 モデル
Claude Code Claude Pro 20ドル Claude Opus/Sonnet/Haiku
Claude Code Claude Max 5x 100ドル Claude Opus/Sonnet/Haiku
Claude Code Claude Max 20x 200ドル Claude Opus/Sonnet/Haiku
Gemini CLI Gemini Code Assist for indivisuals 0ドル Gemini 2.5 Pro
Codex CLI ChatGPT Plus 3000円 gpt-5.3-codex
Codex CLI ChatGPT Pro 30000円 gpt-5.3-codex
GitHub Copilot CLI GitHub Copilot Free 0ドル GPT-5 mini/Claude Haiku 4.5
GitHub Copilot CLI GitHub Copilot Pro 10ドル 複数モデル利用可
GitHub Copilot CLI GitHub Copilot Pro+ 39ドル 複数モデル利用可

注意事項

  • 個人契約とする(TeamやBusinessプランは異なる)
  • 年間契約はせず毎月支払するものとする
  • 契約前にきちんと公式の情報を調べてください
  • 少なくともClaude Code/Codexに関しては定額プランだけでなく従量課金することもできるがオススメはしない

感想

とにかくずっとタダで使いたい!という感じならGemini CLIかGitHub Copilot CLIを試すことになりそう。どちらも実際にWSL2の環境にインストールしてみて無料で使えることは確認済。miseのおかげでこういうのサッと試せるようになって便利な世の中になった。

ただGitHub Copilot Freeはそこそこ制限がキツいはずなのですぐ引っかかりそう。Geminiのほうは60req/min 1000req/dayらしいのでかなり使える。

Codex CLIは無料で使えるかよくわからなかったのでインストールしてサインアップしてみたところ、2ヶ月分のお試し期間をくれるようだ。2ヶ月試せるなら割とアリではと思った。

╭─────────────────────────────────────────────╮
│ >_ OpenAI Codex (v0.107.0)                  │
│                                             │
│ model:     gpt-5.3-codex   /model to change │
│ directory: ~/ghq/github.com/karia/dot-files │
╰─────────────────────────────────────────────╯

  Tip: New Codex is included in your plan for free through March 2nd – let’s build together.


› こんにちは


• こんにちは!今日は何を進めますか?

もしかするとClaude Codeにも似たような試用期間があったのかもしれない。まあ多少お金を出していいならClaude Proがもっとも無難な選択肢ではないかと思う。昔はOpus使えなかったと思うのだがいつの間にか使えるようになっているし。

追記(2026/03/13)

CodexのFree Trialについて実際に使ってみてかなり有用だったのだが、下記の点が気にかかった。

Weekly Limitが結構厳しい

厳密に計測していたわけではないのだが、おおよそ8~9時間の作業でWeekly Limitに達した。これ以上作業したいなら課金するほかない。もしくは翌週まで待てるなら待つか。

無料アカウントでgpt-5.3-codexが利用できなくなった

ソースはこのコメント。

github.com

3月5日時点では使えたのだが、3月13日に再度試したところ {"detail":"The 'gpt-5.3-codex' model is not supported when using Codex with a ChatGPT account."} というエラーが出るようになってしまっていた。gpt-5.4が出たのでそちらならいけるというわけでもなく、単に制限が強化されたようだ。なんとタイムリーな……。

/model でgpt-5.2-codexに変更すると引き続き使える。使えるのだが、2世代前のモデルというのはさすがにかなり体験として落ちそう。