kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ/ブログデザイン変えました(2019/07/01〜)

kariaの日記です。コミケ告知等は本家のside=2にて。BOOTH通販やってるよ
過去記事リンクとかは最下部参照。Twitter ID:@karia

2021年買って良かったもの

去年↓

karia.hatenablog.jp

2021年も物欲にまみれた1年だったので振り返る。特によかったものだけをピックアップ。

タニタ 湯温計

タニタ 湯温計 ホワイト 5416-WH

自宅環境数値化するぞプロジェクトの一環で、昨年購入したSwitchBot温湿度計も引き続き活躍しているのだが、今度はお風呂の湯温計を購入した。

2021年の後半ごろから、お風呂をシャワーで済ませず浴槽に入ることを心がけた。それにあたり一番面倒だったのが湯温の調整で、「浴槽に入る前に腕でかき回してなんとな~く熱いかぬるいかを確かめる」という手順が湯温計の導入により一瞬で終わるようになった。

湯温計、基本的には赤ちゃんを入浴させる際に適温かどうかを親が確かめるというシチュエーションで使われることが多いようで(そりゃそうだ)、いかにも赤ちゃん用品といった見た目のものが多い。また、誤差が2度前後ある商品が多く、個人の感じ方の差もあるだろうから相対的な指標として見ると良い。自分の場合はこの湯温計で38度~40度ラインに入っていると適温と感じる。

CO2センサーモジュール MH-Z19C

akizukidenshi.com

自宅環境数値化するぞプロジェクトの一環。

世は大在宅勤務時代である。そうなると自宅の空気の悪さ(物理)は気になるところで、換気を良くすることで新型コロナの感染リスクを低減できるほか、CO2濃度を高い状態で放置すると頭がボーッとするような症状や頭痛が発生することも知られている。

CO2センサーモジュールの導入で、この空気の悪さ(物理)を感覚ではなく数値で把握できるようになった。手持ちのRaspberry Piに接続してmackerelに数値を送信、1000ppmを越えたら警告の通知をSlackおよびメールで送信するようにした。

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MackerelのアラートでCO2濃度の警告が出た履歴

1000ppmは建築基準法の基準値で、この値を超えたからといってただちに頭痛が発生するということはない。冬場になり換気のタイミングはかなり難儀しているのが正直なところである。起きた直後や昼間に極力換気しておき、夜は締め切るのがよさそうだ。

ちなみにこのセンサーモジュールは偽物が流通しているらしく、AliExpress上にある公式ショップで購入するか、リンクで貼った秋月電子通商で購入すると良いらしい。本当はAmazonで買いたかったが、出品物がイマイチ怪しいものばかりだったので秋月電子通商の通販にした。

指紋認証つきワイヤーロック

ATITI 自転車 鍵 指紋認証 自転車 ロック 指紋 バイク鍵 指紋 ワイヤーロック スマートロック チェーンロック 20枚指紋に対応 USB充電式 盗難防止 防水 防犯 直径12mm

自転車に乗るのがどうにも億劫に感じていた時期があり、何故なのかということを突き詰めると

  • ワイヤーロックに鍵を挿して解錠する。抜き取ったワイヤーは体に巻く。
  • 空気が入っているかを確認し、入ってなければ入れる
  • サイクルコンピューターを装着する(省略してもよい)
  • 足首に衣服巻きこみ防止バンドを装着する
  • ライトを点灯する(夜間の場合)
  • スタンドを横にする

という手順を経てやっと乗ることができるのであった。あまりにも手順が多すぎる。もう少し手軽に乗れるようにしたいと考え、手始めにワイヤーロックの鍵を撲滅することを考えた。

そこで発見した商品が指紋認証つきワイヤーロックである。ATITIという郷ひろみの歌詞みたいな謎メーカーであるがきちんと動作しているし、複数の指紋の登録にも対応している。これで手持ちの鍵を1つ減らすことに成功し、手軽に自転車に乗れるようになった。バッテリーは1年ほど持つらしいが、外出先で突然切れたりしないのかが不安な点である。

Sesami 4 + WiFiモジュール

SESAME4jp.candyhouse.co

長年使っていたスマートロックであるQrio SmartLockのアプリがサポート終了という知らせを聞き、ちょうど引っ越しというイベントも発生したので新居のスマートロックにはSesame 4を選んだ。Wi-Fiモジュールの存在が重要で、Bluetoothの範囲外である1つ下の階でもスマホから解錠の操作をすることができる。つまり、ドアの前に立ったときは既に解錠済の状態になっているのである(階段を昇っているとドアの解錠動作の音が聞こえてくる)。これで送料込み9,736円なので、かなり満足度が高い買い物だった。

新居はオートロックのない建物にしたので、自転車の鍵が不要になったこともあり手持ちの鍵は部屋の鍵1個だけとなった(この鍵も通常時はSesameアプリで開けるからまず取り出すことはないが、保険のためにきちんと持ち歩くようにしている)。

iPhone 12 mini

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iPhone 12 miniのハコ。

TouchIDへのこだわりが捨てられず(あとコロナ渦で携帯電話の機種変更をする必要性が薄かったこともあり)4年使い続けたiPhone8のバッテリーがついにヘタってしまい、iPhone SE2への変更を検討していたところこちらが1円で買える(条件つき)ということで飛びついた。

良かったこととしては、iPhone SEと同じぐらいのサイズ感で画面の領域が広がった。これは使用時の満足度にかなり影響していて、デカいAndroidとの2台併用しているのだがiPhone 12 miniでも別にいいじゃん?という気持ちになることが増え、デカいAndroidを使用する頻度が減った。

ただし、懸念していた通りFaceIDはウザい。外出先ではマスクをしているためまず反応しない。nanacoで支払おうとして残高不足になったとき、まずサイドの電源ボタンをダブルクリックし(この操作も失敗する率が高く非常にウザい)、チャージのために6桁の数字を入力し、支払のために数字を入力し……と非常に手間取った。SE以外も早くTouchIDに戻してほしい。

なお「条件付き」の条件とは『2年後に返却する』という条件である。一応契約としては「購入」なのだが事実上はレンタルのようなものだ。2年後に返さないとどうなるかというと44800円の支払いが発生する。2年後にこの金額を払う価値があるかと言われるとおそらく無いので、携帯電話は完全に2年ごとに交換する時代になった、と言っていい。ちなみにピッタリ24ヶ月目でなくても、もう少し早く返しても問題無いようだ。案件のある時期に交換することにしよう。

かねさ ひいふうみそ汁

かねさ ひいふうみそ汁 わかめ 225g ×2個

ご飯食べるときはみそ汁飲みたい派なのだが、鍋で味噌を溶くのは1人ぐらいではあまりに手間がかかりすぎる。インスタント味噌汁は袋から味噌を絞り出す時にうっかり手を汚したりしがちで、フリーズドライタイプは場所を取るし少し割高だ。そんなことを思っていたらある日顆粒タイプの味噌汁の存在を教わり、即リピーターになった。

この味噌汁、スプーンが付属しているので好きな量だけすくって器に入れれば良い。場合によっては乾燥野菜(ネギや小松菜など)を追加しても良い。どれも比較的日持ちがするし場所も取らないので楽ちんである。この味噌汁と、パックご飯とnoshという組み合わせが自宅ご飯の定番となったのが今年だった。

nosh.jp

noshの招待リンクを貼っておしまい。

【敷金返せ!】賃貸住宅退去時に管理会社から請求された19万を半額以下に減額させた話

7年間お世話になった賃貸マンションから退去した。引っ越しのあれこれをなんとか乗り越え、あとは旧居の鍵を返却するだけとなった。

退去立ち会いの当日、部屋の中で突然不動産屋が顔をしかめてこう言った。

「……タバコ吸ってましたか?」

一ミリも心あたりがないので、即刻「1本も吸っていません」「来訪者にも吸わせていません」と抗議したが、1ヶ月後に不動産屋から届いた書面には請求額として「19万9874円」という文字が並んでいた。敷金と家賃の日割返還額は1円も残らず、逆に差額9万円余りを不動産屋に振り込め、というのだ。

あり得ない。絶対に減額させて敷金を取り返してやる。

以下はその戦いの記録である。もし同じように敷金返還時のトラブルに遭っている人の参考になれば幸いだ。

まず相談

不動産屋には電話連絡およびメールでのやり取りを何度かしたが、基本的には「払え」という態度を崩してこない。次の一歩を考える必要がある。

敷金返還についてのトラブルは、インターネット検索でも様々な情報を得ることができるが、人によって(厳密には契約や物件の状況によって)ケースバイケースな事項が多い。また後述するが、不動産屋の提示してきた「19万9874円」という金額の内訳が入り組んでいて、中々説明が難しい。

ここでは私が今回相談先として利用した手段、検討したけど使わなかった手段について述べる。

賃貸ホットライン

まずは専門家であろう東京都の窓口に相談だ!と考え、最初にここに電話した。

リダイヤル2回目ぐらいで繋がった担当者が回答してくれたのだが、かなり態度の大きい担当者が出てきて、ざっくり概要を聞かれただけで「あなたが納得してないんだったら、大家に差額を振り込む必要はないんですよ!」と言われた。本当は敷金返還の可能性なども聞きたかったのだが、踏み込んだ話ができる雰囲気ではなかったので、そこで会話を終えた。

消費生活相談センター

次に東京都の消費生活相談センターにかけてみたが、話し中で繋がらなかった。「確かに相談増えてるという話を聞くしなぁ……」と思って検索してみると、「188」という全国共通の相談番号があることを知った。

www.caa.go.jp

この番号にかけてみると、まず自動応答で郵便番号を入力するよう求められ、その情報を元に地元自治体が運営する消費生活センターに繋がった。この窓口の方が非常に親身になって相談に乗ってくれた。30分ほどの通話で、現在の請求内容について詳細に聞かれたあと、次に取るべきアクションと今後についても詳細にアドバイスをくれた。

注意すべき点としては、この「188」の番号はナビダイヤルという仕組みになっていて、窓口につながった時点から3分90円ほどの通話料金がかかる。私は810円課金されていた。これでも次に紹介する法律相談よりも安いのだが、一般的には各自治体の消費生活センターに直接電話すれば安く上がるはずなので、調べてみてほしい。

法律相談センター

仮に消費生活相談センターでもあまり参考にならなかったら、弁護士さんに相談しようと考えていた。誰に頼んだら良いのかわからないので、弁護士会が運営する法律相談センターに行こうと思っていた。

www.horitsu-sodan.jp

法律相談センターは有料だが、「弁護士に相談した」というのが交渉する上で強いお墨付きになると考えた。法律相談センターの金額は同じ都内でも一律ではなく、錦糸町だけ30分2200円と安く、とりあえず聞いてみようという気持ちになれる金額である。ただここで相談できる弁護士さんは当番制で、Googleの口コミを見ると当たった先生によって評価が分かれるような雰囲気があった。最終的には利用せずに済んだ。

基礎知識の復習

さて、ここからは相談やインターネット検索を得た知識を元に、敷金についての基本的な知識のおさらいしていこう。

どの窓口に相談しても、またいくら検索しても「まずはガイドラインを見ろ」という文字を100万回見ることになると思う。今回のトラブルについてFacebookなどに書き込んだ際も同様のアドバイスを複数いただいた。

敷金返還(賃貸住宅の原状回復)に関するガイドラインは、国土交通省によるものと東京都によるものの2種類がある。

www.mlit.go.jp

www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp

東京都のガイドライン国土交通省のものベースにしてより踏み込んだ内容になっているので、今回の記事では「ガイドライン」と記載した場合は東京都のガイドラインを指すこととする。


まず大前提を確認しよう。

  • 貸主は敷金を返還する義務がある
  • 原状回復の負担は、貸主負担の場合と借主負担の場合があり、ガイドラインでは各種判例を元にした基本ルールが記載されている。
  • 賃貸契約時に、ガイドラインの基本ルールから外れた「特約」を結ぶことが出来る。ただし、特約は内容によっては裁判で無効とされることもある。

大前提として敷金は返還の義務があり、これは民法にも明記されている(2020年施行の改正で載った!)が、それとは別に賃貸契約が終了した際には原状回復(物件を借りた当時の状態に戻すこと)の義務がある。この原状回復の費用の一部(または全部)が借主負担となってしまった場合、借主負担額が敷金として預けていた金額を超え、差額請求が借主に行く可能性はある。敷金以上は請求されずにチャラになる、なんてことは(大家がそれを認めない限りは)ない。

内訳の精査

ここからが消費生活相談センターからのアドバイスを受け実際に実行した内容になる。

管理会社から請求された内容は多岐に渡っていたが、内容により「特約により支払うことが決まっている項目」「金額の根拠が不明瞭であり減額すべき項目」「支払う必要のない項目」に分類・精査した。「支払う必要のない項目」に分類したのは、エアコンのクリーニング費用やクロス(壁紙)の交換に関する費用だ。これらは実際にタバコを吸っていないので、支払う必要がなく0円とした。その他の項目についても支払の必要の有無や金額の妥当性を1個1個精査し、最終的に支払うべき金額の合計を77000円と算定した。

管理会社側の請求額より半額以下となった。これならば、主張が全て認められれば、敷金が全額とはいかないが一部は返還されるはずだ。

※2021/12/25 コメントを受け追記 本節では初稿にて、請求金額の内訳およびそれぞれに対する私の見解を掲載していました。私は契約書・各種ガイドラインを元に可能な範囲で検討を尽くしましたが、それぞれの請求内容が妥当かどうか(特に補修の必要性の有無)については物件によりケースバイケースであること、また私の見解は専門家による監修を受けたわけではないことから、誤解を与えないようこの項目は削除させていただきました。

本記事は、あくまで借主個人の主張のみに基づく事例紹介であることをご理解頂き、個別のケースで判断に迷われた場合は、ご自身で専門家に相談いただくことをお勧めします。

返還要求の送り方

この主張をどのように突きつけるか、そこが消費生活相談センターからのアドバイスのキモであった。

  • 管理会社(代理人)だけでなく貸主本人にも書面を送る
  • 送る手段は書留で良い

請求書を送ってきた管理会社はあくまで代理人で、貸主本人の了承の元送ってきているのかはわからない。そもそも、今後話がこじれて民事調停や裁判となった場合、相手先は管理会社ではなく貸主である。そう考えると貸主にも書面を送付するのが効果的である、という理屈である。

また、ネット上では大家に対して内容証明郵便を送付することを勧める記事や、2万円ほどで契約書精査~内容証明郵便作成・送付を代行するサービスも見受けられる。しかし、消費生活相談センターからは「書留でも『送った』という証拠は残るし、効果はある」というアドバイスを受けた。確かに内容証明郵便は自力で作成したとしても少し料金が高い(2通送ると数千円になる)。簡易書留なら1通404円から送れるので、多少は費用を節約できる。

そこで、同一の書面を3通分作成し、1通は管理会社に、1通は(過去一度も直接連絡したことがない)貸主本人に書留で送付、残り1通は控えとして保管することとした。内容については少し悩んだが、以下の記事にある内容証明郵便のサンプルを手直しして使用した。

best-legal.jp

実際には、Google Docsで作成後、PDFで出力しネットプリント経由で3通分印刷した。言いたいことは伝わるだろうし、それっぽい見た目になったので、良しとした

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実際に送付した文面の一部

書面の末尾には「既に●×区消費生活相談センターに相談済であり、解決しないなら今後弁護士への相談も検討している」という旨を追記し、独断で送っているわけではないこと、今後法的手段の可能性も視野に入れていることを記載した。

結果

書留送付から数日後、管理会社から郵便が届いた。そこには以下のように書かれていた。

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管理会社から届いた書類(実物)

こちらの主張や妥当性などについては一切触れられず、「しょうがないので返してやる」という態度が見え透けているが、何はともあれこちらの納得のいく金額に減額できたこと、そして部分的であれ敷金が帰ってくることで気持ちが晴れ晴れとした。このあと、実際に要求通りの金額が振り込まれたことも確認し、一連の騒動は完結した。

とはいえ、書留の郵送費用や電話代、相談や調査に要した時間を考えると手放しでは喜べない。なにより、

  • 実際には吸っていないタバコを盾に原状回復費用を請求しようとした
  • 自分の都合のいいところだけ「ガイドラインに従っている」という理論武装をしてきた

という不動産屋の手口の悪質さが目立つ。借主側が何も知らなかったら、請求額を言われた通り支払ってしまっていたり、敷金が1円も戻らず泣き寝入りしていた可能性もある。このような不動産会社が減る事を願うばかりである。

最後にアドバイス

この記事を見ている同様に困っている人に向けてアドバイスをするとしたら、

  • 入居前に部屋にキズを発見したら必ず記録を取り、大家に控えを送る(※記録の取り方は東京都のガイドラインにフォーマットが載っている)
  • 退去立ち会いで事実と異なることを言われたらきちんと反論する
  • 高額の請求が来ても泣き寝入りせず、必ず内訳を精査し、納得しないまま支払わないようにする
  • トラブルのときの相談先はたくさんあるので、ダメ元で様々な窓口を頼る

といったあたりだろうか。トラブルにならないのが一番であるが、もしトラブルになっても頑張って敷金返還を目指してほしい。

今回の件、本当に様々な方にアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました!!

オタクが7年ぶりに77000円で引越をした話(後編:当日の罠&手持ち引っ越し編)

全編があまりに長すぎるため後編です。

後編では、引っ越しの実作業にフォーカスを当てていきます。なお、前編記事も一部修正を行ってので内容を忘れてきた方は改めてどうぞ。

karia.hatenablog.jp

「自力で運ぶ」という選択肢

自力で運ぶ必要がある対象

前編で取り上げたフィギュアの運び方について、以下のように結んだ。

どうしても手持ちのフィギュア破損に耐えられないのであれば、元箱を大切に保管するか、自力で運ぶべきだ。

これについては引っ越し業者の案内にも「貴重品・美術品はご自身でお運びください」といった注意書きがある。フィギュアは、モノによっては美術品扱いなどだと考えて良い。

もう1つ自力での運搬を検討した物品があった。デスクトップPCである。PCについては運送業者からの注意として「必ずバックアップをお取り下さい」と書かれている。しかし今回運んでいただくのはそのバックアップを含む一式だ。容量はTB(テラバイト)単位に達しており、クラウドで気軽にバックアップできる容量ではない。仮にこれらPCが破損したことによりデータ一式が消え去ったとしても、PCの修理費用は補償されるかもしれないが、バックアップデータの価値は保証されないだろう。

今回は、フィギュアについては厳重に梱包して業者に任せることにした一方、デスクトップPC1台については重要であったため、引っ越し決行より前に、自前で運ぶこととした。

自力で運ぶ方法

今回、引っ越し先が比較的近く(23区内で完結する)であったため、タイムズカーの会員登録を行ってカーシェアを積極活用した。PCともなると公共交通機関で運ぶのは重労働すぎるし、タクシー運搬では高額になりすぎてしまう。この用途にピッタリハマるのはカーシェアしかない、という判断であった。

share.timescar.jp

タイムズカーには無人発行機が存在し、事前入力を済ませてから発行機に行く事で当日にカードをゲットでき、カード発行費用もなんと無料である。郵送なんて待ってられん!という今回のタイミングではピッタリの入会方法であったが、システムトラブルで結局その場で入会処理が完了せず、実際に利用できるのは次の日からとなった。

レンタル料は15分220円となっており、例えば往復が1時間以内で終われば880円とかなり割安である。ただ、実際には運転者自身で荷物の積み下ろしを行う必要があり(1人なので)、荷物の積み下ろしを済ますとついでに新居で軽く掃除でもしたい気持ちになっていき、結果として利用時間は伸びていく。引っ越し業者による引っ越しは効率よく出来てるんだなぁと実感するところでもあった。

自力運搬のその他の活用法

自力運搬の手段を持っていると役に立つもう1つのケースとしては、「元々余裕のない部屋に住んでいて、引っ越し段ボール置き場が捻出できない場合」である。私は梱包中にどうしても場所の余裕がなくなったため、コタツを自力運搬で新居に持っていき、旧居の空きスペースを確保した。まあ、モノによってはベランダに一時出すという選択肢もあるかもしれない。

なお、カーシェアの会員券を持っていると、「いつでも行き来できる」という安心感が出てしまい、多少の積み忘れがあっても「また取りに来ればいっか」となってしまうのはちょっとよろしくない。それを運ぶのは将来の自分だと心得ておいてほしい。

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カーシェア利用末期の様子。引っ越し後に微妙に残っていた荷物をパンパンに詰めている。

引っ越し当日

そうこうしているうちに迎えた、お引っ越し当日。

「フリー便」という何時でもよい便を選択していて、数日前に「15時頃から作業開始」という連絡を受けていたものの、夜間の作業はほどほどで切り上げ、翌日の作業に備えて寝た。当日、案の定「前の作業が早く終わったので早く行きたいんですが」という連絡が。この手の業者の予定はだいたい早まるので、夜遅くまで作業しすぎないように気をつけよう!

当日やってきたのは、説明通りトラック2台。そして作業員は4名体勢だった。リーダー格と部下3人という感じ。人数が多いことやリーダー格の人がテキパキ指示していった事もあり、搬出はサクサクと進んで行った。

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引っ越し直前の様子。この荷物がエアコンを除き空になった。

そして引っ越し先。エレベーター無し3階という比較的悪条件にもかかわらず、大量の同人誌入り段ボールがモリモリ運ばれてくる。これはすごい。段ボールが積まれすぎて「この部屋にこれ以上段ボールを入れると身動きが取れなくなりますよ」という勧告を受けた部屋があり、急遽搬入先を変更するといった事態があった。

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段ボール積み込み中止勧告を受けた部屋。

また洗濯機設置でもちょっとしたトラブルがあり、防水パンが二槽式洗濯機対応の時代(平成最初期)のもので、そのままでは持ってきた現代の洗濯機が設置できないというものだった。足置き台を設置してかさ上げしないと排水がきちんと行えないらしい。「台は2980円で、ホームセンターでも同程度で買えますよ~」との事で、ここで買わないとかさ上げされずに放置されて帰ってしまうことになるため、仕方なく2980円を支払うことにした。しかし後でヨドバシドットコムなどで検索するともうちょっと安くてゴム製のものが見つかり、複雑な心境である。まあ、設置もしてくれたので、その費用だと思えば、うん。

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洗濯機と足置き台(見えてるのは左右2個だが奥も含め計4個購入する必要がある)

その後

開梱は引っ越しから1ヶ月以上が過ぎた現在も着々と進行中である。なにしろ70箱以上の箱があるのだ!全部開け終わることは無いんじゃないかとも思っている。もし開け終わったら改めて報告しよう。

なお、引っ越し業者による段ボール回収は見積り時の記載により有料だったり1回限り無料だったりするらしい。自分は「無料」と言われたのだが、開梱のペースが遅く通常の資源ゴミとして出してしまったほうがラクなのでそのようにしている。一度に大量に回収に出そうとすると、市区町村の回収でも有料扱いになる可能性が出てくるので、業者回収も一応頭にいれておきたい。

終わりに

タイトルに「77000円で引っ越しをした」と書いたがこれは壮大な釣りである。2980円の足置き台を買ったので、そもそも引っ越し業者からの請求額が79980円だったし、カーシェア利用により1万円以上請求が来ているし、当然ながら敷金や前家賃も支払っているし、ホームセンターやAmazonから家具や生活用品をせっせと買い込んでいる。総額がいくらなのかは(大まかには把握しているが)怖くてきちんと計算していない。

引っ越しについては、考える要素(パラメーター)があまりに多すぎて、トラブルにひっかからないことがまれであるし、次々にいろいろな判断が迫ってくる。しかし、やるしかないと決めて解約した日からはひたすら走り続けた。がんばったがんばった。

この記事がオタク諸君の引っ越しに少しでも役立てたなら幸いである。