kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ

パケットの世界・続き

ホントは昨日一気に書いてたのに誤って後編を消しちゃた上に激しく眠かったんでこんな形に。では後編です。

貧弱なPC周りに比べ、快適な携帯の環境。教習所から宿舎までの田んぼが広がる山道でも全く圏外にならないし、サービスは前述のように充実してきてる。でも弱点はある。

まず料金。Webもメールも携帯に頼ってる今月はすでにパケット料が8300円。パケットは割引があるとはいえ、この額は大きい。他には物理的な速度の制約もある。PCのキーボードと携帯のテンキーじゃ入力速度の差は歴然だし、ブラウザの処理速度の問題もある。現状の進化をし続ける限り、携帯はPCには「手軽さ」以外の点では勝てない。それに、PCの普及率はまだ上がる可能性がある。特にノートパソコンを持ち歩くという活用法は、処理速度の速いノートPCの登場によってまだ様々な可能性を秘めている。

そこで、サービスエリア・速度・料金を兼ねあわせた「cdma2000 1xEV-DO」に期待がかかる。最高2.4Mbps、平均でも900kbpsと速度は十分であるし、サービスエリアは当初狭いものの、KDDI社長の「EV-DO契約ならばcdma2000 1xcdmaOneエリアでも料金は同じ」との発言があるので、最初から広域なネットワークが期待できる。これならADSLもAirH"も通らない地域や旅行者にも大きな見方になるだろう。パケット料金も大幅に下がり、定額制も期待できる……はずだった。

ところが、今まで「定額制は難しい、準定額制にしたい」みたいなことを言っていたはずの社長が、WPC EXPOで「定額制は無理」と言ってしまった模様。やっぱダメか。あとは「準定額制」がどのようなものになるか。「定額制」と「従量制」では、仮に値段が変わらなくとも心理的な負担が全然違うので、もし従量制しかなかったら誰も使わない。そこで「○○パケットまで込み」のような準定額制の料金設定が出てきます。

最近出てきた「1Mbpsの代わりに格安のADSL」を食えるような設定がほしいなぁ。ライトユーザー+移動中しか使わないユーザーを取り込めるように。あとはAirH"くらいの料金設定でお得なプランとか。理想論を言ってるようですが、仮に実用になるのが1万円くらいのプランしかなかったらやはり誰も使わないでしょ?