kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ

関東圏でMXでしかアニメがやらなくなった本当の理由(予想)

1局放映しただけで東京都民1316万人にリーチできるならもう十分ってことじゃないですかね。

昔は局のポリシーなのかなんなのかよくわからないけどMXで全然アニメをやらなくって、その一方でゆるいtvkはかなり昔からアニメを放送してくれていて(それこそ下級生OVAとか)、神奈川県民905万人は昔からアニメ漬けだったわけです。途中参戦のテレ玉(719万人)やチバ(622万人)も合わせれば、合計2246万人。結構な数字ですね。

その後、徐々にMXでアニメを放送してくれるようになって、4局全てで放映するとカバーする都県の人口が単純合計で3562万人になり、日本の3人に1人が見てくれるようになったわけです。おおすごい。

でも、電波料をあんまり払いたくない偉い人は気づいてしまったわけです。千葉の人口が少ないということに。

いや、千葉の事をバカにしているわけではなく、冷静に数字だけを見て東京の半分しかないわけです。だったら、(局ごとの電波料が大差無いという前提で)MXだけで流した方が効率がいいですよね。そもそもBS11とかニコニコチャンネルとかで割と簡単に全国配信できる今、U局で放送するメリットはあんまりないのかもしれません。

そんなわけで、「スカイツリーになったからMX以外でアニメが減った!!」というのはちょっと違うんじゃないの?と思う今日この頃でした。

ちなみに上記の人口は都道府県の人口一覧 - Wikipediaを四捨五入しています。正確な局ごとの視聴可能人口についてのデータはざっくり探した感じでは見つからなかったのですが、こちらの記事の考察によると、

  • tvk+テレ玉+チバ=3083万人
  • MX=2933万人

と、MX1局で他3局と同等規模の視聴可能人口を叩き出してしまっており、こんな数字を見てしまうとMX以外で放送しなくなったのも納得かなぁと思いますね。