kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ

セイントオクトーバーの脚本が絶妙な件

一昨日買ってきたブレイドを今日ざっと読んだ。セイントオクトーバー、なんか作画が微妙?

まさかマンガで回ごとの作画を気にすることになるとは思わなかった。なんか気合いが入ってないというか手を抜いてるというか。わかりやすい点を挙げると小十乃ちゃんが似てない。似てないっていう表現はおかしいんだけどさ(漫画=キャラデザの人なので)。

お話の方は王道的に行ってるなーと思います。これはこれでまあ面白いんですが、アニメのセイントオクトーバーの面白さを支えているのはやはり脚本なんだなと再認識した。アニメ版のお話の組み立てってすごい絶妙で、王道的な展開で収まることはあまりなく、緊迫したシーンでも非常に不可解なタイミングで間の抜けた発言が混じったりするんだよね。わかりやすいのは5/3放送(tvk)の「ちゃんって呼ぶな!!」連発ね。戦闘中でも常にそれを気にしてるのかお前は。あとは功士朗に対するぞんざいな扱いとかもかなり絶妙なタイミングで入ることが多い。

しかしその絶妙な間の挿入がシナリオのゆるさを維持してるんだろうなぁ。その辺は赤ずきんにおいても若干似通った印象があるかなーと思うのですが、セイントの場合は他にもOPの映像とか、よくわからない変身&ジャッジメント映像とか*1、カタカナにまでふりがなを振ったりとか*2、実にいろんなポイントでゆるゆるな印象が散りばめられてるんだよなーコレ。

しかし2クールですともう終盤にさしかかる頃なわけで、どうやってまとめていくんでしょうかね。っていうかゆるゆるなせいで「もう終盤」という緊張感が全然無い。猟兵が改心して終わりーみたいな話かと思いきやあっさり白ロリに飼われちゃったし。そーいえば海外に行った社長帰ってきた?あの人はあの人で不可解な行動ばっかりだよね……。

*1:監督曰く今までの魔法少女の変身とは違うことがやりたかったらしい……

*2:子供向けアニメを想定していたから、というわけではなさそう