kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ

締切の設定 - 目的と手段の逆転

締切というものはある目的の一つの区切りとして設定されているものである。締切がないと目的に区切りを付けることが難しくなるし、申込だの発表だのの統括のコストを上げてしまう。

しかし締切までの時間があまりにも無くなってしまうと目的と手段が逆転し「締切に間に合わせる」ことが目的となってしまう。これ自体は時間が有限であることから仕方の無いことであるが、締切に間に合わせるために犠牲にされるものは通常は精度やクオリティ、完成度といった類いったものであり、問題はその目的に求められるレベルに達する前に締切が迫ってしまうことである。

結局のところ、時間が有限である限りは締切までその手段のために費やすことができる時間がその手段の達成度を決めると言っても過言ではない。時間の使い方が下手な人は損をしても仕方がない。