kariaの日記 @ Alice::Diary

ノリツッコミの鳩子がはてなブログ書いちゃうよ

クオリティヒクス

4月に奨学金の申込をした。申込先は日本育英会から名称変更して独立行政法人日本学生支援機構というやたらと長い名前になったところ。奨学金最大手っつーのも変だけどかなりの数の人が申し込んでるし、自分も一人暮らしで金が無いので申し込むことにした。

そして6月末。親から「奨学金の結果はまだか」と聞かれたが、自分だって当然気になってるので掲示板をかなりの頻度で見ていた。しかし何の掲示も無し。7月に突入して、学校に行った日は毎日くらいの頻度で見に行ったがそれでも掲示は出ない。他の掲示板に……なんていうオチもない。

日本学生支援機構のWebサイトには、「初回の振り込みは6月11日か7月11日に行われます」とある。6月は何も入ってなかったらから7月11日ということになる。それまでに音沙汰が無かったらさすがに落選だろう。「在学採用*1は枠が少ない」「連絡が無かったら落選」など噂はいくらでも入ってくる。

結局、前日まで連絡はなかった。他の奨学金を探すか、どうやって資金のやりくりをするか。実家に帰る脳内シミュレートもした。

そして今朝9時。口座に奨学金が振り込まれた。

これにはさすがに唖然とした。何の連絡もなくいきなり振り込みかよ。普通は先に何かしらの手段を通じて連絡してくるものじゃないのか?

学校へ行ったら、なんと今日付で学籍番号の一覧が張り出され、奨学金担当名義で「明日以降に窓口まで来て下さい」という掲示が出た。窓口で話を聞くと、「採用通知を今封筒に詰めてるから、明日取りに来て」という。銀行に振り込まれた旨を伝えると、「じゃ採用だよ」。

「お金のことだから、普通は早めに連絡してくるはずだ」「個人情報に関わるから学籍番号や名前を掲示したりするはずがない」というのが以前に親父から来たメール。まあ親父がどうこう以前に社会の常識だよね。でも実際はこんなもん。これが大学クオリティ。

*1:入学前じゃなく、入学後に申し込むこと