どうやら、26日には帰れないようだ。
「『どうやら』ってどういうことよ?」「『ようだ』って、推測なのか?」といった疑問にはこれからお答えします。長々と。まずは、入校した日のことからお話しようか。
入校した日に配られたのは誓約書や確認の書類(過去の免許取得歴等)、そして教本、問題集、ガイドブック、学科教習計画書など。この日に判明したのは、まず1日のスケジュール。これはガイドブックでなく、誓約書に書いてあった。つまり「この通りに動くことを約束しろ」というのである。次に学科の予定。計画書というか時間割のようなもので選ぶことはできない。5日目には第1段階の学科(10時限)が全て終わることがこの時点で判明した。
さて、第1段階の技能(15時限)だが、何日に何があるとかいつ終わるとか、そういった予定は一切示されなかった。説明・ガイドブックによって判明した事実は以下の通り。
- 第1段階の技能は1日2時限までしか取れない。*1
- 明日(2日目)は2時限とも模擬教習であり、実車に乗るのは3日目から。*2
- 翌日の技能の予定は、教習終了後に返された原簿*3を見て教習所側が決める。コンピュータが自動で決定している。結果は当日朝張り出される。
つまり、当日朝に教習所へ行くまでは何時限目に技能教習があるのかわからないのである。休みだとか朝一に2限連続な日があれば遊びに行きたいが、それがわかるのは当日。予定は何も立てられない。
そして4日目。この日の2限目の教習後、原簿の翌日の欄に「補」という印が書かれた。「もう一度練習して」というようなことは言われたが印についての説明はなく、「補」の意味を巡って「補足?」「補習?」と、同じく書かれてしまった友人と悩むことに。
5日目。「補習」であることが確定。次の内容へ進まず同じ内容を繰り返す。この日は1時限しか技能がなく、教官に聞いたところ「そういう日もあるさ」とのこと。「今日は補習だから1時限だけ」とは限らないらしく、日程延長かどうかはまだ不明のまま。
8日目〜12日目(今日)はずっと技能が1時限だけ。毎朝1時限しかない予定を見てため息をつく日々。だんだん「本当26日に卒業できるのか?」「なんで1時限しかないのか?」と不信感が募ってきたが、今日計算したところ、どうも26日卒業は無理のようである。
まず、補習がない(=予定通りの)友人と1日ずつずれている。私は今日第1段階の技能の最終日であるが、友人は今日修了検定&仮免の試験を受けている。これに受かれば明日から残り7日で第2段階+卒業検定をこなすことになる。
そして、私&もう一人の友人が修了検定を受けられるはずの明日は土曜。仮免の試験に受かっても仮免許証は月曜日まで出ない。お役所仕事である。月曜から第2段階を始められるとしても、7日間かかるとなると28日卒業になるのだ。
……さて、大変複雑ですがおわかりいただけたでしょうか。まあ補習を受けた→日程が延長になった、というのは自分のせいであるのはよく理解しております。してるんですが、
- 補習で増えた分だけ1日1限→2限にすることはできない
- 伸びた1日だけ修了検定&仮免の試験は遅れる
- 仮免の試験が土曜になったので交付が2日遅れる
というメカニズムで最短2日の遅れ。一番訳がわからないのが1だ。最短16日卒業のところを18日の日程で来たんだから補習の分を詰めたっていいじゃないか!と思うよな普通は。
そんなわけで、帰るのは最短でも28日になります。